どこまでも透明なラフマニノフ、と思いました。濁りのない、真摯な、心震わす美しいクリスタルな響き。ラフマニノフにそういう硬質の光を感じたことはあまりなかったように思うのだけど、それがすごく良い。
コンチェルト2番のほうが有名だけど3番のほうが素晴らしいと前に誰かが言ってたように思うけど、ほんと、3番いい。
明日の明け方に最後のフランス人が弾いて、結果発表だと思います。
私は今回、この6人のセミファイナルとファイナルを全部聴くことが出来そうです。
皆、それぞれ心に残る特長というか、違ったイメージを与えてくれる演奏で、そういう意味で、皆さん優秀なだけでなく、すでに素晴らしいアーティストだと思います。
ま、結果はどうでもいいのですが、それでも結果が出てしまうと、何かが確定したようになってしまうので、今の時点で、そのことを記しておきたいです。
この若い時間をいっぱい使って最大限の練習を積んだ演奏を聴かせてもらったことに感謝します。
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