2021.04.10 08:012021 HARU no HANAsひさびさのカードコンポジション。今年出会った春の花々。3月の初めの銀座みゆき通りの花壇のお花。3月の終りに初めて見つけた近所の団地のチューリップ。小さな子がお母さんのスマホで撮っていて、その隣で撮りました。そして満開の桜の木のお腹にちょこっとあったかわいい人。それから、今日、雲一つない青空の下の畑の菜の花。お目当ての農家の入り口のたけのこ販売はなかったけど、また明日行ってみます。
2020.05.15 13:08Met Collection Promenadeメトロポリタン美術館をお散歩してきました。 昔のテキスタイルやアクセサリーにはかわいらしい表情を持つものがありますね。 ぐっときたひとたち3名、一か所に集まってもらいました。オリジナルはこちらです。
2019.04.23 14:20Vermeer - Yellow and Blueフェルメールの青というらしいですが、フェルメールは黄色と青のコンビネーションが印象的に思います。静かな品格がフェルメールの魅力ではないでしょうか。室内の彼女たちの普通の営みがどれだけ美しいものであるかが伝わってきて、宗教画以上に神さまが潜んでいる光を感じます。
2019.04.21 07:05暖かな陽射しの藤の花何年かぶりに選挙に行って、ぽかぽかの陽気の中、少しお散歩して帰りました。藤の花が咲いていました。藤棚ではなかったので、見上げるというより目の前にあった藤色はとても眩しかった。神田川には鯉がいっぱい水音をたてていて、鴨もいて、なんと蛇も泳いでいました。
2019.04.16 07:49エメラルド5月生まれのお友達のお祝いに世界の美術館にあるエメラルドの画像を使ったカードを作ったらいいんじゃないかと思い、パブリックドメインのエメラルド探しの旅をして、これを作りました。たくさんの美しいエメラルドグリーンに出会いました。目には青葉、春の色とも言えるでしょうか。すべての5月生まれの方にお贈りします。いや、今まだ4月じゃないですか。少し早めですけど。
2019.04.14 14:35描かれたチューリップ17世紀ごろのフランドル絵画には花瓶に生けたお花の静物画がたくさんあります。大体背景は暗めで光るように花が描かれています。その中にはたいていチューリップがあるように思います。それから植物画のようなチューリップの絵もたーくさんあります。世界のいろいろな美術館で、所蔵している作品を高画質のデジタル画像でインターネット上で公開していることを知ってから、ファンアイクの次にはそのチューリップたちをずっと眺めていました。拡大してみていると、それは現実以上に生き生きと描かれていて、チューリップの花弁は艶やかで、そしてまたいろいろな表情をしています。よく見るとお花の花びらなどに小さな虫がいたりします。その小さな虫ももちろんきっちり描かれています。そんな描かれたチューリップの数々を1枚にしてみました。静物のことを英語でstill lifeっていうのですね。知りませんでした。静物画は動かないものを描いた絵画のことをいうと思いますが、そこに小さな動くものたちが描かれているのことに何だかちょ...
2019.04.09 07:35Van Eyckベルギーに居た時に、たぶん初めてファンアイクの絵を見た。そのディテールがすごい。本当に夥しい量のフランドル絵画が、王立美術館、そしてブルージュ、ゲント、アントワープの美術館や教会に陳列されている。その数多の画家たちの中で飛びぬけた質感を持つのがファンアイクだった。目を近づけてみても、その白や黄色などの絵の具から、この金色の衣の糸の質感が出るのか、宝石の表面の輝きと奥行きが出るのか、その謎は解き明かされない。ビロードはとろりとした柔らかさを保ち続ける。その絵が好きか嫌いかは別にして、彼の名が残るのは納得がいった。Google Art Project というのがあって、あのとき見た驚きのディテールがここで見られることがわかった。ゲント教会の何だかちょっと面白い影の部屋で見た「神秘の子羊」。この屏風1点だけ見るために入場料を払った気がする。その1部のそのまたほんの少しがこれです。
2019.04.05 06:22鳩たち父が亡くなったのは1月3日で、お墓は一之江にある合葬墓です。うちは私で滅亡ですから、お墓を持っても仕方がありません。ここに母も私も入って終りになると思います。毎年1月3日にお参りに行きますが、お天気がよいと冬でもポカポカしています。今年もそうでした。そして鳩がいます。ここが尊い場所であることを知っているのか、なぜかここの鳩は大人しく、そしてストイックで礼儀正しい感じがします。鳩とそして冬の澄んだ陽射しでできるその影が美しかった。
2019.04.04 14:46観覧車幻影観覧車は何か気になりますね。実際に乗ったことはたぶん1-2回かもしれない。実際に乗るよりも観覧車を眺めるほうがぐんと想像が広がるような感じがする。新幹線の車窓から見えた遠くの観覧車です。
2019.04.04 12:29朝陽と夕陽桜は、朝と夕方、陽が斜めから当たった時が美しい。病気になって横たわっていることが多くなった父も夕方によく「ほら、スポットライトの時間だよ。」と言って窓の外を見ていました。いつも起きるのが遅いので朝斜めに当たる桜を見ることは少ないけれど、今日も早くに目が覚めて朝6時の桜の写真を撮りました。同じように斜めに太陽の光が当たり、それが東からと西からの違いでしかない。つまり、左側と右側の違いでしかないようだけど、空気が違うということ、そしてそのせいか光り方が違うということを確認した。朝はクール、夕方はしっとりというか。朝は澄んでいて、夕方は包み込むようなというか。そういう空気なのだと。当たり前と言えば当たり前だけど。朝早く起きて、外の空気に触れると、なぜか私は、今日が特別な日の人がきっとどこかに必ずいると、よくそう思います。今日が大事な試験の人、今日結婚する人、今日子供が生まれる人、今日手術する人、今日コンサートの本番がある人。4月4日は祖母の命日なんです。今日死ぬ人もまた必ず...