もともと揚げ物の様なものをするとき、油はいつも少しだけでします。理由はその油を片付けるのが嫌なだけです。でも少しの油でやってもやはり油はお鍋に残ります。
それから、鶏のソテーなどをしたときも、鶏から出たかなりの量の脂がフライパンに残ると思います。それをソテーしたものに掛けてしまってもいいけど、あまりにも多すぎると感じるときもあると思います。
でも洗い流してしまったり、捨ててしまうのはもったいない。
そういうとき、大概私はその夜はそのまま油の残ったフライパンを洗わずに置いておいて、翌朝これを作ります。
* 残った油に見合うと思われる量のじゃがいもを適当な大きさに切ります。(皮は面倒なので剥きません)
* その残り油の残ったフライパン(うちは中華鍋)を熱して、切ったじゃがいもを入れ、まあまあ弱い火で蓋をして、じゃがいもがかりっとなるまで揚げます。つまりフライドポテトにする。
* ボールに卵を入れて、お塩、お砂糖少々を入れ、しっかりかき混ぜます(私は泡だて器を使います。)
* じゃがいもがかりっとなったら、そこにこの溶いた卵を投入し、じゃがいもに絡めながら、ゆっくり混ぜます。
* ちょっと半熟目が私は好みです。それで出来上がり。
フライドポテトで終わりにしても良さそうですが、そうするとまた油が残るのです。そうするとまたその残った油をどうしようということになるのですが、この卵焼きを作ると、綺麗にお鍋の油が無くなって、スルスルになり、その後お鍋を洗うのもすごく楽になります。
それから、前の日に作ったものによって、鶏のフレーバー、魚のフレーバーの卵焼きになります。
そのまま食べても美味しいし、朝のトーストの上に載せて食べてもよいです。トロッとした卵とかりっとしたポテトが温かくてとても美味しいです。
そして残ったものは冷蔵庫に入れて、また翌朝食べます。もちろん温かさもカリカリもなくなって、全体的にしっとりしますが、これはこれで美味しいです。
フライドポテトだけだと、冷めてしまうとしんなりして、何だか残念な感じになるのですが、これはまた別の食感になるというだけで、その後数日はいただけますので、そう言う点でもこれは優れています。
どうぞ試してみてください。
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