津軽海峡冬景色

石川さゆりの津軽海峡冬景色、改めて感動しました。
歌もいいし、彼女自身も素晴らしい。
心からの歌、年取っても綺麗な人ってすごいと思いました。
結局、上手いということも大事だけど、本気の演奏が惹きつける。生き方が出るというか。
そして、このころの歌謡曲の歌詞は詩になっている。
詩になっているというのは、情景が浮かび、その情景によって情感が湧き上がるということか。
今こういう歌詞が出てこないのは、すでに出し尽くしてしまったからなのか、日本人がそういう詩心に関心を失ったからなのか。
今の忙しい歌たちもそれはそれで素晴らしいけど、こういう歌も存在し続けていいのではないかと思う。
(今の歌の歌詞はとにかく『頑張って生きましょう』みたいな直接的なものが多すぎて、説教くさい。)
やっぱり、昔の歌謡曲の名曲はモーツァルトを越えられないようなクラシックになってるのかな。

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