《Oleksiy Shadrin (Ukraine, °1993)》
ハイドン 1番のコンチェルト。美しいラインを描いた優雅なハイドン。やっぱりこの曲は2楽章がとてもきれいだけど、2楽章のその優雅さが突出していてとても良かったです。
《Constantin Heise Allemagne, °2001》
途中から好きになったこのドイツの完璧な若者も、1番。
彼なら技術的に難易度の高い2番を選ぶかと思ったけど、1番でした。
でもちょっと聞いたことのないカデンツァでした。
前のウクライナ人とどうしても比べての感想になってしまいますが、キュートな引き締まった演奏で、でも響きが多彩でよかった。
2楽章もコンパクトな息遣いなのにも関わらず、やっぱりエレガントなのだ。
ああ素晴らしいという極上の時間がちゃんとあった。
とても興味深い演奏だった。
後のインタビューで、彼は1番が、特に2楽章が好きと言ってました。また彼は作曲もして、カデンツァは彼自身が作ったそうです。
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