エリザベートコンクール2022 チェロ セミファイナリスト発表

セミファイナリスト(第1次予選通過した人)が今朝発表されました。

全出場者66人のうち、少ししか聴きませんでしたが、その中で...

昨夜聴いた中国人のYibai Chenさんが入ったのはとても嬉しいです! 写真でも右側の一番後ろにいますね。こういう人、私の知り合いでいたような気もするのだけど、まだ誰か思い出せないです。少なくともコンチェルト聴けて嬉しい。

それから、ベルギーのStéphanie Huangさん。

この2人ともピアノとの曲はANDRÉ JOLIVET のノクターンでしたね。

あとは変わり者3人のときの最初に弾いて、すごい説得力で「こうなんです」のヒンデミットを弾いたWoochan Jeongさんも通過。この日の3人の中で彼が一番普通だった。

他2人、ヤナーチェクのピチカートから始まって、出す音がとても印象的だったオーストラリアのSam Lucasさんと、濃いい小学生の韓国のYeongKwang Leeさんは好きだったのに残念でした。

ファイナルはだめでもセミファイナルにはまだ変わり者がいたほうがいいと思いますけど、全部聴いたわけではないので、選ばれたセミファイナリストにもまだ変わり者がいることを祈ります。

ドイツの若くて優秀な感じで特に私はひっかかりがなかったけどこういう人が上位に行くんだよなあと思ったConstantin Heiseさんはやはりセミファイナリストになっていました。

日本人2人のうち森田さんが選ばれました。

私にとって、あともう1回聴きたかったかなと思うのは、ぎりぎりの感じで音を掬い取って出すDongyeol LEEさんかな。

でもとにかくセミファイナリストになった人もならなかった人もほんとに皆さんとても上手で、楽しませてくださってどうもありがとうございました。

明日月曜日から、セミファイナル。

スケジュールはこちら: https://concoursreineelisabeth.be/.../SemifinalscheduleCe...

コンチェルトとリサイタルの2つがあります。

コンチェルトはハイドンの1番か2番。

リサイタルはこのセッションのために作曲された未発表(今週初演となる)の曲と、チェロとピアノのメジャーなソナタ1曲を入れたプログラム35-40分を2つ用意して(20分分は曲が被ってもいい)、審査員がそのうちの1つを選んで、演奏の29時間前に知らされたプログラムを演奏するというものだそうです。

ソナタの1つの楽章をただ弾くのだってすごーく大変な私にとっては、お砂場のこどもが作った山と富士山位の違いです。

また素敵な演奏に出会えるのを楽しみにしています。

0コメント

  • 1000 / 1000