数字付き通奏低音

昨日宣言したので、数字付きバスの理解について、とにかく着手してみようと今日やってみました。 そしたら、もっと時間かかると思ったら、基本的な理解はそんなに大変ではなく、部屋の片づけのほうがよっぽど大変だということがわかりました。

Wikipedia に書いてある文章を読んでいたら、表大好き人間の私は、どうしても表にしたくなって表にしてみました。


すごく簡潔で分かりやすく説明しているサイトがありました。楽譜イメージもあるし、私の表よりずっとわかりやすいと思いました。 

こちら です。

下の方にあるポップスのコードの読み方もなるほどと思いました。

  

理解しようとする前は、数字付低音の数字を見ただけで和音のイメージがわかるようなものかと思っていました。 そういう部分もあると思いますが、番号を見ただけでどんな和音かわかる(つまり複数の音の間の音程がわかる)ものではなく、例えば7♭とあってもハ長調でシの音にこれが付いていれば減七でどんよりかもしれないけど、ドの音にこれが付いていればドミソシ♭、つまりヘ長調の属七でヘ長調に行きたがる雰囲気になるわけで、そのバスの音がどの調性の第何音かによって和声は違うということを認識しました。まあ、慣れれば見てパッと色合いが浮かぶようになるのかもしれません。 それで「ナポリの6」は、短調にいるときに第4音に「6♭」が出てきたらナポリなんですね。たぶん。 e-mollだったらラに「6♭」がついてたらナポリか。  

ほんとに音楽が分かる人はきっとこんなの知らなくてもそれを楽しんでいるのでしょうが、私はこうやって読み解かないとほんとにそうなのか耳だけではわからないのです。
でもそれでも理解したら、わからないときより楽しく感じるので、知らないより知っていたほうが幸せです。 

これからはこの道具を使って読んで楽しみたいと思います。 そのうち耳で聞いただけで楽しめるようになるように思います。そういえば前より和声を気にするようになったら聞いていてもその楽しみが増えた気がします。  


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