dim7

フェルナン・クノップフ(Fernand Khnopff)の「ブルージュの思い出」という絵の絵葉書をベルギーの友達が送ってくれました。

私はこのベルギーの画家の絵が好きです。あんまり知られてないかもしれない。ブリュッセルの美術館に行って初めて知りました。この絵はそんなに有名でないけど、半獣の絵とか、テニスのとか、「ああ、この人か」と見れば思われるかもしれないです。

どこが好きかというと、うつろな空気感、明るくは無いけれど、重苦しい暗さもない。澄んでいて、翳りの中に品格があり、そして魅力的な光がある。なんか浮いている感じ。

この絵を見て、昨日初めて、減七和音(ディミニッシュ・セブンス・コード)ってこんな感じかなと思った。
チェロの練習しながら、この減7ってどんな感じだろうと日々思うだけど、これが近い気がした。
行き止まりなんだけど透きとおっている。浮いた感じ。。

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