昨日は朝夕にベランダに水を撒きました。
嘘のようですが、水を打った先から吹く風が幾分ひんやりとします。部屋の中に入ってくる風も涼しくなります。
今朝も打ち水をしました。
テレビでは、電力不足も報じられていますが、バケツ1杯の水でこんなにすっきりすることはけっこう忘れ去られているのではないでしょうか。
団地にいた子供の頃、夏の暑い日は母がホースでベランダに水を撒いたのを思い出しました。うちにはクーラーなんてありませんでした。
コンクリから立ち上がる水の匂い。
お店の前ではおじさんが打ち水をしていて、ゴムぞうりを履いた足は少し濡れてぞうりと足との間がぬるっと気持ち悪くなるけどそのうち直ぐに乾きました。
もちろんその頃の暑さ以上の猛暑ですから、お年寄りはそれを理解してエアコンつけるようにっていうのは分かっていますよ。
でも、電気ってごく最近始まったことで、人間が電気なしで生きてた時間は長くて、一番最初からあったのが水とか火だなあ、なんて思いました。r
0コメント