ハル・ウィルナー追悼

今日ピーターバラカンのウィークエンドサンシャインで、プロデューサーのハル・ウィルナーが4/7にコロナでなくなったことを知りました。

ハル・ウィルナーはオリジナリティのある魅力的なアーティストを集めていくつかのトリビュートアルバムを出していて、私は大学の時の友達を通して知ったのだと思います。
彼女は年も少し上でとってもアーティスティックな面で進んでいていろいろ教えてもらい、大きく影響を受けました。音楽も映画も美術もよく知っていたし趣味が抜群によかった。今どこで何をしているのかなって、よく思います。

順番は覚えていないけれど、超印象的なジャケットのニーノロータのオムニバスレコードが最初の出会いだったでしょうか。CDでなくLPでしたからサイズも大きくインパクトありました。
カーラ・ブレイとも、このアルバムが最初の出会いだったかもしれません。

このニーノロータのほか、セロニアス・モンク、クルト・ワイル、ディズニーのトリビュートアルバムを通して、多くの魅力的なアーティストを紹介してもらいました。

一番にぱっと思い浮かぶのはディズニーの中でトム・ウェイツが歌っているハイホーです。

でも、アルバムとして一番自分でも気に入って何度も聞いたのはクルト・ワイルかなぁ。
ルーリードのセプテンバーソング、「まだそんなこと歌ってるの?だめでしょ!」と日本語から始まるジョンゾーン、そして大好きなヴァン・ダイク・パークスも入ってるし。

YouTubeにアルバム全曲が上がっていましたので、よろしかったら聞いてみてください。よく聞いていたからか今でも一緒に歌えるくらい。(もちろん歌詞が聞き取れるごく一部のみ)

私は好きだけど、やっぱり一般的には「??」なのかな。

オリジナルとしては、個人的には、クルト・ワイルより、ニーノロータやセロニアス・モンクに傾倒しますが、一連のこのハルウィルナーの中ではクルト・ワイルのトリビュートアルバムが一番好きかなー。
でもこの機会に全部もう一度聞いてみようと思います。モンクとかそんなに聞いていないみたい。

素敵な音楽をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

そう、来週のウィークエンドサンシャインでは追悼特集をするかもしれないです。

★『アマルコルド - ニーノ・ロータ・メモリアル・アルバム』 - Amarcord Nino Rota: Interpretations of Nino Rota's Music From the Films of Federico Fellini (1981年)


★『セロニアス・モンクに捧ぐ』 - That's The Way I Feel Now: A Tribute to Thelonious Monk (1984年) 


★『星空に迷い込んだ男 - クルト・ワイルの世界』 - Lost in the Stars: The Music of Kurt Weill (1985年) 


★『眠らないで - 不朽のディズニー名作映画音楽』 - Stay Awake: Interpretations of Vintage Disney Films (1988年)

Tom Waitsのハイホーもありました。 この時代の何かなのでしょうか。ニックケーヴにも似たような響きがありますね。 こうやってすぐにインターネットで聴けるのはすごいことですね。 苦労して部屋の中から探し出すというのも悪くないですが。 

0コメント

  • 1000 / 1000